SBI証券のつみたてNISA注文方法

Q.SBI証券のつみたてNISAはどんなふうに買うの?

A.SBI証券のつみたてNISAは、買いたい投資信託を選んで積立設定を行うだけで自動注文できます。

 

SBI証券では、つみたてNISAの購入設定を

金額」と「比率」の2種類で行えます。

どちらでも好きな方法で注文できるので、都合に合わせて選択しましょう。

つみたてNISAの注文設定方法を3ステップで紹介します。

 

・積立設定金額の「入力方法」を指定する

買いたい投資信託を見つけたら、

商品画面の「つみたてNISA買付」ボタンをクリックしましょう。

銘柄が「積立設定一覧」に追加されます。

これだけで注文が完了するわけではないので、

気になる銘柄をとりあえず追加しておくこともできます。

 

画面の上部に「金額で指定」「比率で指定」というふたつの選択肢があるので、

どちらにするのかを決めましょう。

どちらを選んでも、注文内容は変わりません。

投資信託ごとに金額指定をするか、

最初につみたてNISAの投資総額を決めた後、

割合で指定するかという違いだけです。

使いやすい方を選びましょう。

 

・銘柄別に積立コースを指定する

次に、つみたてNISAで買いたい投資商品の銘柄ごとに、積立頻度と日にちを指定します。

「毎月」のほか「毎週」や「毎日」も選択できます。

ただし、決済方法で「クレジットカード」を選んだ場合は

頻度や日にちを選ぶことはできません。

 

決済方法は「現金」と「クレジットカード」の2種類です。

「現金」とは、証券口座にあらかじめ積み立てる金額を入金しておくか、

SBI証券と連動して自動で口座から必要な資金を移動できる

SBIハイブリッド預金」を利用して積み立てることです。

 

・設定金額を入力する

設定日の登録ができたら、投資信託の銘柄別に積立設定額を入力します。

 

設定額は、1ヵ月3万3,333円の上限の範囲内に収めなければいけません。

「3つの投資信託をそれぞれ毎月1万円ずつ買う」という設定はできますが、

「そのうちひとつは積立額を2万円にする」ということはできないのです。

 

金額指定と比率指定、それぞれの設定方法を解説します。

 

・「金額指定」で入力する場合

入力方法について「金額で指定」を選択した方は、

それぞれの投資信託の購入金額を入力します。

下部に「上限」が出ているので、その範囲内で指定してください。

ただし、上記の画像の例の場合、

1本目の投資信託で上限の「33,333」を入力してしまうと、

2本目と3本目の投資信託の積み立てができません。

合計で上限を超えないように設定します。

 

・「比率指定」で入力する場合

比率指定を選択した場合は、

あらかじめ定めた投資金額のうち何%を

それぞれの投資信託に振り分けるかを入力します。

たとえば、3本の投資信託に均等に投資したいのであれば

「33%」「33%」「34%」と入力します。

それぞれの割合に応じた投資金額が左側に表示されるので、

そちらも参考にしましょう。

 

・ボーナス月設定とNISA枠ぎりぎり注文の設定方法

SBI証券では、1ヵ月の積立額を3万3,333円以上にすることができません。

年の途中でつみたてNISAを始めた場合などに、

投資枠が余ってしまうこともあるでしょう。

使い切りたい場合は、ボーナス月設定とNISA枠ぎりぎり注文設定の活用がおすすめです。

 

・ボーナス月設定方法

ボーナス月設定とは、ボーナス月に追加で投資信託を買い増す設定のことです。

「ボーナス月の積立設定」から、余った枠を消費できるように設定を行いましょう。

ただし、クレジットカード決済を選択している場合はボーナス月設定はできません。

 

・NISA枠ぎりぎり注文設定方法

NISA枠ぎりぎり注文設定は、

万一NISA枠を超えた注文をしてしまった場合に、

自動で積立金額を調整してくれる設定のことです。

 

SBI証券では、そもそも上限を超える積立設定はできないようになっています。

しかし、ボーナス月設定を利用した場合などに、

上限を超えてしまうことがあるのです。

通常、上限を超える注文は全額がキャンセル扱いとなりますが、

NISA枠ぎりぎり注文設定をしておくと、

ぎりぎりの金額までの注文が行われます。

ぎりぎり注文設定をしておいたからといってデメリットはありませんから

「設定する」にしておくことをおすすめします。

・入力した積立設定内容を確認と保存する

積立設定が完了したら、内容に間違いがないか確認しましょう。

ページ下部の「更新」ボタンを押すと、

1ヵ月の積立金額と年間の積立金額の試算が表示されます。

問題がなければ「次へ」を押して、設定を確定させます。

なお、実際の注文を行うためには、投資信託ごとに用意されている

「目論見書」の閲覧と確認や、取引パスワードの入力も必要です。

画面の指示に従って手続きを行いましょう。